ジャイロスコープの使用
使用チュートリアル
依存パッケージのインストール
手記
- FLYホストソフトウェアの場合:実行不要(加速度センサーの依存パッケージは既に同梱済み)
- FLYホストソフトウェア以外の場合:必ず実行してください!
MobaXterm_Personal
などのSSHツールを使用することを推奨します。
-
以下のコマンドを順番に実行して依存パッケージをインストールしてください
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CPUの性能によってはインストールに時間がかかる場合があり、最大10〜20分程度かかることがあります。インストールが完了するまでお待ちください。マザーボードのRAM容量が少ない場合、インストールが失敗する可能性があります。
sudo apt install python3-numpy python3-matplotlib libatlas-base-dev
~/klippy-env/bin/pip install matplotlib numpy
加速度センサーのテスト
- 実行前にホームポジションに戻す必要があります
- コンソールに以下のコマンドを入力してください
ACCELEROMETER_QUERY
- 複数の加速度センサーを使用している場合は、特定のセンサーを指定してテストできます。
ACCELEROMETER_QUERY CHIP=<ADXL>
のように指定します。<ADXL>
は対応する加速度センサーの名前に変更してください - エラーが発生した場合は配線および設定を確認してください
- 正常な出力結果は以下の図のようになります
- これで共振補償の測定を行うことができます
加速度センサーのキャリブレーション
- ホームポジションに戻してください
- コンソールに以下のコマンドを入力すると、X軸とY軸の自動キャリブレーションが開始されます
SHAPER_CALIBRATE
- キャリブレーション完了後、以下のコマンドを実行してデータを保存してください
SAVE_CONFIG
- キャリブレーションには時間がかかる場合がありますので、しばらくお待ちください
- 特定の軸のみをキャリブレーションしたい場合は、以下のコマンドを使用してください
SHAPER_CALIBRATE AXIS=X
ヒント
注意!テスト中に3Dプリンターの振動が激しい場合は、緊急停止ボタンを押すかM112
コマンドを送信してすぐに停止してください
-
accel_per_hzの値が高すぎると振動が激しくなるため、適宜値を下げることをおすすめします
[resonance_tester]
accel_per_hz: 50 # デフォルト値は75
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