トゥールボードIDの読み取りと確認
注意事項
注意
- 作業開始前にツールボードに
USB
ファームウェアが書き込まれていることを確認してください。 - このチュートリアルはツールボードIDの検索用であり、マザーボードIDの検索用ではありません。
- 上位機とツールボードが正しく接続されたことを確認してから、以降の操作を行ってください。
SSHに接続
- まずネットワーク経由で
SSH
にログインしてください。 - ネットワークログインでの接続が必要であり、シリアルポートログインではないことを確認してください。
デバイスの検索
- 上位機が正常にインターネットに接続できることを確認してください。また、下位機と上位機を接続するケーブルがデータ転送機能を持つことを確認してください。
- 上位機にSSH接続後、
lsusb
と入力してEnterキーを押します。下記画像で囲まれた情報が表示された場合は、次のステップに進むことができます。- 何も情報が表示されない場合は、上位機のシステムの問題です。この場合は対応できませんので、正常なシステムをインストールし直すか、上位機を変更する必要があります。
lsusb
コマンドが見つからないというメッセージが出た場合は、以下のコマンドでインストールすることが可能です。sudo apt-get install usbutils
1d50:614e
は、今回使用するデバイスです。- 上位機によっては、システムの問題で情報が完全に表示されない場合や、表示されない場合があります。
lsusb
コマンドでデバイスは表示されるものの、1d50:614e
が表示されない場合は、ケーブルを変更してみてください。また、マザーボードを上位機の他のUSBポートに接続してみることも試みてください。
注意事項
いずれかの1d50:614e
デバイスが確認できた場合のみ、次のステップに進んでください。
USBIDの検索
ls /dev/serial/by-id/*
- 下記のコマンドを入力してください。正常に動作すれば、下記のように青いIDが1行表示されます(下記は参考です)。

- 下記コマンドを入力してもIDが表示されず、しかし
lsusb
でデバイスが検出される場合は、他の上位機または別のOSの上位機を使用してください。
注意事項
複数のIDが表示された場合は、ご使用のマザーボードのMCU型番に応じて適切なIDを選択してください。
USBのIDを設定に記入する
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危ない
注意:ドキュメント内に記載されているすべてのIDは例です。実際の各マザーボードのIDは異なりますので、実際に取得したIDを使用して設定してください。
ツールボードのUSB IDの記入
-
下記は設定例です。
注意事項- 下記の設定例に記載されている
toolboard
はツールボードの名称です。異なる名称の場合は、それに応じた名称に置き換えてください。
危ない[mcu toolboard]
serial: <ここに先ほど検索したIDを入力してください>- ツールボードの
ID
を追加する場合は、必ず[mcu toolboard]
にserial:
と検索したツールボードのIDを追加してください。
- 下記は設定例です。
- このチュートリアルはツールボードIDの検索および設定に関するものであることに注意してください。通常はマザーボードにすでに正しく接続されています。
- マザーボードは必ず
[mcu]
であり、ツールボードが[mcu toolboard]
です。
- fluiddの例
- mainsailの例
- 右上にある
SAVE & RESTART
をクリックすると、自動的に保存されKlipperが再起動します。
- 下記の設定例に記載されている
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