ツールボードIDの読み取り確認
- CANBus UUID取得
- RS232 ID取得
- ダイアルスイッチがCANモードに設定されているか確認してください
- 停電状態でCAN HとCAN Lの間の抵抗値をテスターで測定し、60Ω前後になることを確認してください。120Ωの場合、120Ωのダイアルスイッチをオンにする必要があります。40Ω前後の場合は、スイッチをオフにしてください 
- ID検索前にXT30ケーブルを使用して、ツールボードをUTOCまたはブリッジファームウェアを焼いたマザーボードに接続してください。以下は配線図の参考例です
 注意事項必読- 作業開始前に「ツールボード」にCANファームウェアが書き込まれていることを確認してください。
- このチュートリアルは「ツールボードID」の検索にのみ適用されます。「マザーボードID」の検索には適用されません。
- 「ツールボード」をUTOCまたはUSB转CANファームウェアが書き込まれたマザーボードに接続してください。
- その後、UTOCまたはUSB转CANファームウェアが書き込まれたマザーボードをホストコンピュータに接続してから、後続の操作を行ってください。
 CAN注意事項- このチュートリアルでは、ホストコンピュータのCAN設定が完了していることを前提としています。
- Flyのホストコンピュータを使用しており、- Fly-Armbianまたは- Fly-FASTシステムを利用している場合、- CANの設定は既に完了しており、CANの速度は- 1Mです。
- 初めてCANを使用する場合は、必ず以下のチュートリアルを先に読んでください。
- CAN設定チュートリアル
 SSHへの接続- まずネットワーク経由でSSHにログインしてください。
- シリアルポート経由ではなく、ネットワーク経由でSSHにログインしていることを確認してください。
 デバイスの検索- 上位機に正常にログイン済みの場合、lsusbを入力してデバイスを検索できます。以下のいずれかの状況が発生する可能性があります。- lsusbを入力した際に- lsコマンドが見つからないというメッセージが表示される場合、以下のコマンドでコマンドをインストールできます。- sudo apt-get install usbutils
- lsusbを入力しても何の反応もない場合、これはシステムの問題です。こちらでは対応できませんので、システムを変更するか、正常なシステムを使用してください。
- 以下の画像のような情報が表示されます。ただし参考情報であり、1d50:606fが表示されていることを確認すれば問題ありません。 
 
- 1d50:606fは今回使用するデバイスです。
- 複数の1d50:606fが表示される場合、片方を除外する必要があります。そうでないと今後のファームウェア書き込みや接続に影響が出ます。例えばFLY MINI PADの場合、他のCANブリッジではなく、基板に搭載されているUTOCを使用することをおすすめします。
- 表示されない場合は、自分でケーブルがしっかり接続されているか、ファームウェアが正しく書き込まれているかを確認してください。
 注意事項1d50:606fが表示されている場合のみ、CAN IDの検索を行ってください。CAN IDの検索- Fly_Armbianまたは通常のホストコンピュータでのCAN検索方法
- Fly_FASTでのCAN検索方法
 - 以下のコマンドを入力してIDを検索します。
 ~/klippy-env/bin/python ~/klipper/scripts/canbus_query.py can0- 以下のコマンドを入力してIDを検索します。
 python ~/klipper/scripts/canbus_query.py can0- 検索コマンドを実行すると以下のいくつかのケースが考えられます。ご自身の状況に応じて確認・判断してください。
- IDが表示され、末尾のApplication:にKlipperと表示されている場合は、そのIDを直接使用できます。
- IDが表示され、末尾のApplication:にCANBOOTまたはKatapultと表示されている場合は、ファームウェアを書き換える必要があります。
- Total 0 uuids foundと表示される場合、以下のいくつかの原因が考えられます。- CANネットワークの設定に問題があります。
- CANの速度が一致していません。ホストコンピュータ、マザーボード、ツールボードなどのCAN速度が一致しているか確認してください。
- 既にKlipperで該当IDが設定されている場合は、システム設定内でIDを無効化した後、シャットダウンし、再度電源を入れてください。 
 
 
- IDが表示され、末尾の
 CANのIDを設定ファイルに記入する- 
検索で取得したUUIDをコピーし、 printer.cfgに設定してください。
- 
Application:がCanbootと表示されている場合は設定ファイルに設定することはできません。Klipperファームウェアを書き込む必要があります。 危ない 危ない注意:文書内に記載されているすべてのIDはあくまで例です。実際のマザーボードのIDはそれぞれ異なりますので、実際に取得したIDに修正して記入してください。 
 - Fluiddの場合は: {…}をクリックするとprinter.cfgを見つけることができます。
  - Mainsailの場合は:マシンをクリックするとprinter.cfgを見つけることができます。
  - 
以下は設定例です。 注意事項- 以下の設定内のtoolboardはツールボードの名称です。他の名称を使用している場合は、それに応じて変更してください。
 危ない[mcu toolboard]
 canbus_uuid: <ここに先ほど検索したIDを入力してください>- 以下はマザーボード1台とツールボード1台の構成におけるMCU ID設定の参考例です。
- マザーボードのIDの場合は、必ず[mcu]、ツールボードの場合は[mcu toolboard]にcanbus_uuid:と検索したIDを追加します。
 - 以下は設定例です。
- このチュートリアルはツールボードIDの検索と設定を目的としており、通常はマザーボードに正しく接続されていることを前提としています。
- またマザーボードは必ず[mcu]、ツールボードは[mcu toolboard]です。
 - 右上のSAVE & RESTARTをクリックすると、自動的に保存されKlipperが再起動されます。
 
- 以下の設定内の
 
- 作業開始前に「ツールボード」に
- ダイアルスイッチがRS232モードに設定されているか確認してください
 
- ID検索前にXT30ケーブルを使用して、ツールボードをUTORまたはG2Tに接続してください。以下は配線図の参考例です
 サーチツールボードのRS232 ID注意事項重要な準備- ファームウェアの要件:
 ツールボードはRS232ファームウェアを焼入する必要があります。そうでないと通信できません。
- グランドの共通化:
 ⚠️ ツールボードを接続する前に、ツールボードとマザーボードのGNDが接続されていることを確認してください(同じ24V/12V電源を使用すれば実現できます)
 RS232注意事項- RS232インターフェースをサポートしているのはD8、D8PROおよびC8Pのみであり、それ以外のマザーボードはRS232インターフェースをサポートしていません。
- サポートしていないマザーボードはG2TまたはUTORを使用して接続する必要があります。本チュートリアルではUTORを使用して接続します。
 RS232 IDの検索手順- ブラウザを開き、アドレス欄にホストコンピュータのIPアドレスを入力します。例として、ホストコンピュータのIPが192.168.101.179の場合、直接入力してEnterキーを押します。
  - ホストコンピュータのWEBインターフェースを開き、左サイドバーの設定オプション内で以下を見つけます:
 - fluiddの場合: {…}をクリックするとprinter.cfgが見つかります。
  - mainsailの場合: マシンをクリックするとprinter.cfgが見つかります。
  - printer.cfgをクリックした後、右上にある- DEVICESをクリックします。
   - SERIALをクリックし、その後リフレッシュします。
 - fluiddでのリフレッシュ方法
  - mainsailでのリフレッシュ方法
  - IDをコピーします。矢印の場所をクリックするとコピーできます。
 - fluiddでttyUSBが存在するか確認し、Path_by_hardwareも存在していることを確認してください。これがRS232_IDです。
  - mainsailでttyUSBが存在するか確認し、Path_by_hardwareも存在していることを確認してください。これがRS232_IDです。
  注意事項 注意事項- UTORでツールボードを接続する場合、通常2つの- RS232_IDが現れるため、それぞれ試してください。
 ツールボードのRS232 ID入力- 以下は参考設定です。
 注意事項- 以下の設定でいうtoolboardとはツールボードの名称であり、他の名称の場合はそれに応じた名称に置き換えてください。
 危ない[mcu toolboard]
 serial: <先ほど取得したIDに置き換えてください>- ツールボードのIDを追加する場合は必ず[mcu toolboard]にserial:と取得したツールボードのIDを追加してください。
 - 以下は参考設定です。
- 本チュートリアルはツールボードのID検索と設定を目的としており、通常はマザーボードにすでに正しく接続されているものとします。
- なおマザーボードは必ず[mcu]であり、ツールボードが[mcu toolboard]です。
- 右上のSAVE & RESTARTをクリックすると、自動的に保存されKlipperが再起動します。
 危ない注意:文書内に記載されているすべてのIDはあくまで例です。実際の各マザーボードのIDは異なりますので、実際に取得したIDを入力してください。 危ない以下のIDは使用できませんのでご注意ください!!!! serial: /dev/serial/by-id/usb-1a86_USB_Serial-if00-port0
 
- ファームウェアの要件:
Loading...