USBブリッジCANファームウェアの書き込み
コンパイル開始
- FASTシステムファームウェアコンパイルチュートリアル
手記
FlyOS-FASTシステムに関する注意事項FASTシステムのデフォルトユーザー名はroot、パスワードはmellow- ファームウェアのコンパイルは
rootユーザーのみ使用可能 - また、
FASTシステムにはROOTユーザーのみ存在し、ユーザー切り替えは不要です!!!
ヒント
- 上位機が正常にネットワークに接続できていることを確認してください
- 固件のコンパイル前に、SSHを使用してネットワーク経由で上位機にログインする必要があります
- 上位機にシリアルポートツールを使用しないでください
Klipperファームウェアのコンパイルと設定ページ操作説明
ヒント
キーボード入力モードを半角モード(英語モード)に設定してください
- キーボードの
↑キー、↓キーは、カーソルを上下移動させてメニュー項目を選択します - 確認キー
EnterまたはスペースキーSpaceは、メニューをチェックするかサブメニューに進むために使用します - 戻るキー
ESCは、一つ前のメニューに戻ります Qキーは、Klipperファームウェアの設定ページを終了しますYキーは、Klipperファームウェアの設定ページを終了する際に、プロンプトがある場合に、Yキーを押して設定ファイルを保存します
手記
配置ページのオプションが少ない場合は、最初に[ ] Enable extra low-level configuration optionsをチェックして、一部の隠しオプションを表示してください
以下はファームウェアをコンパイルする方法です:
-
SSHに接続した後、次のコマンドを入力してエンターを押します:
cd ~/klipper && rm -rf ~/klipper/.config && rm -rf ~/klipper/out && make menuconfig -
ここで
rm -rf ~/klipper/.config && rm -rf ~/klipper/outは以前のコンパイルデータとファームウェアを削除し、make menuconfigはファームウェアをコンパイルします。実行すると以下の画面が表示されるはずです。
-
Enable extra low-level configuration options を選択してエンターを押します。

-
メニュー Micro-controller Architecture に進み、STMicroelectronics STM32 を選択してエンターを押します。

画像の更新中
-
メニュー Processor model に進み、STM32F405 を選択してエンターを押します。

-
Bootloader offset を選択し、32KiB bootloader を選択します。

-
Communication interface を選択し、USB to CAN bus bridge (USB on PA11/PA12) を選択します。
-
次のように画像を選択してください CAN bus interface (CAN bus (on PB8/PB9)) --->

Qキーを押して Save configuration が表示されたら、続けてYキーを押します- 設定を保存してコマンドラインインターフェースに戻ります
- 以下のコマンドを入力してコンパイルを開始します(時間がかかる場合があります)
make -j4

-
最後に以下の内容が表示されればコンパイル成功です
Linking out/klipper.elf
Creating bin file out/klipper.bin
ファームウェアの書き込み
ヒント
以下のコマンドを実行してファームウェアを書き込みます
fly-flash -d gemini-v3 -h -f ~/klipper/out/klipper.bin
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